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2016_3_18

2017/03/19 00:14
ちょっと前にグラフィックのデザイン事務所の人から聞いた話。たしかザハの競技場について雑談していた流れだったと思う。ザハの計画に関する知識はその時もうだいたい忘れていて、あまりはっきりした話ができなかった。

 

これからの東京はどうなるのかねえという内容に話題が転がり、節目としての2020年まではあと3年だけど、わからないねって。ぼくは、それでも建築なんかは何十年先の未来まで残るから、出来る限りで未来を考えるのは業務の一部なのかもしれませんねと言うと、その人はある職種のことを例に出しながら、現実とフィクションの関係を話してくれた。

 

トヨタには、50年先の未来について考えて給料をもらう部署があるらしい。シンクタンクって呼ばれる職業もそういえば、未来予想集団的なものじゃなかったかな。違うか。

 

とにかく、そんな職があることはその時はじめて聞いたのでとても驚いた。SFアニメのデザインをする時に、その部署の人と共同したのだと言う。車の業界についての未来を考えることがトヨタの目的だけど、そのために分野を問わずに業務をしているとかで、特にSFの考証なんかは多いらしい。

 

漫画やアニメで描かれる未来のアレコレを、こういう人たちが会社に持ち帰ってレポートにして他の部署に報告をする様を考えるとなんだか嘘っぽい話だ。オタクサークルみたいな部署をイメージしてしまうし、もしそれで給料もらえるなら最高だ。

 

フィクションを参考にして現実がつくられてる、みたいな話の裏付けがとれた感じだった。わりとそうかも、理系の人たちはそういうところがある。士郎正宗が大好きで社内地位の高いSFフィクション領域のシンクタンク的なトヨタ社員。謎だ。子供には「パパの仕事」をなんて言っているのかが気になる。